駐車監視対応のおすすめデジタルミラー、スマートミラー

こんにちは!ドライブレコーダー専門家で「車とカー用品の研究室 LaBoon!!」編集長の鈴木朝臣です。

最近は自動車メーカー純正部品としてもデジタルミラーが採用、またはオプション選択が出来る車種が増えていますが、アフターパーツにおいても多くの製品が市場に出回っています。

純正交換タイプや、ミラーに貼り付けるタイプ、2カメラ~3カメラモデル、駐車監視機能が充実しているモデルなど、様々な製品がありますが、この記事では特に駐車監視機能の面で優れたデジタルミラーについて、おすすめの製品を3機種ご紹介します。

おすすめの条件は3fps~5fpsのタイプラプスをサポートしている事

私がおすすめするドライブレコーダーの駐車監視の録画モードは、3fps~5fps(1秒3~5コマ)のタイムラプスモードです。

従前は動体を検知して録画を行う「動体検知モード」が駐車監視の王道でしたが、この動体検知は周囲の環境や動体の速度、位置、距離などによって検知が間に合わないケース、検知されないケースがあります。

従って、当て逃げやイタズラの一部始終を記録する為には、常時録画を行い続ける必要がありますが、常時録画モードではmicroSDカードの容量がすぐに一杯になってしまう為、1秒辺りの撮影回数を少なくして容量を節約する方式が「タイムラプス」モードです。

なお、ドライブレコーダーの動画は、1秒に約30コマの静止画を撮影、それを繋ぎ合わせたものですが、30コマ撮影の場合には30fps、5コマ撮影であれば5fpsと呼ぶのが一般的です。

 

さて、先ほど3fps~5fpsのタイムラプスモードがおすすめと申し上げましたが、その理由は1秒1コマの1fpsでは、肝心のシーンを取り逃がしてしまう恐れがあり、フレームレートを上げ過ぎても今度はmicroSDカードの容量を圧迫します。

そこで映像の証拠能力とmicroSDカードの容量の節約のバランスを取ったのが3fps~5fps((1秒3~5コマ)と言う訳です。

MAXWIN「MDR-A002」

MAXWINの「MDR-A002」は前後2カメラで録画を行う、純正ミラー交換式のデジタルミラーです。

本製品の最大の特徴は、業界ではまだほとんど見られない60fps/HDR撮影が可能な、SONYの夜間特化型イメージセンサー「IMX462」をリアカメラに採用し、他製品では見られない滑らかで明るい映像を実現した、私の知る限りでは現行のデジタルミラーとしては最高画質の製品です。

駐車監視モードではタイム+衝撃検知モードを採用しており、フレームレートは以下の3つから選ぶ事が出来ます。

・タイムラプス(1fps/2fps/4fps)+衝撃検知

純正交換タイプですので全てのユーザーにおすすめと言う訳ではありませんが、デジタルミラー画質ではまだこの製品を超えるものは出て来ていませんので、画質と駐車監視機能を重視する方におすすめの製品と言えます。

「MDR-A002」の実機レビュー

「MDR-A002」の駐車監視のおすすめ設定

NEOTOYKO ミラーカムPro2「MRC-3023」

NEOTOKYOミラーカムPro2は、3カメラによるドラレコ機能を搭載した純正ミラーにゴムバンドで貼り付けるタイプのデジタルミラーです。

デジタルミラーに搭載されるドラレコ機能は、前後の2カメラ録画が一般的ですが、本製品はセパレート型のフロントカメラ・インナーカメラ、リアカメラの3カメラ構成にて、全方位の録画に対応している点が最大の特徴になります。

デジタルミラーとしての画質は、25fps~30fpsモデルの中では最高クラスとなっており、加えて駐車監視機能の面でも5fpsのタイムラプスモードをサポートするなど、オールマイティな機能構成となっています。

・タイムラプス(1fps/2fps/5fps)+衝撃検知

ドアパンチも考慮した駐車監視機能付きのデジタルミラー型ドラレコとしては、最もおすすめな製品です。

「MRC-3023」の実機レビュー

「MRC-3023」の駐車監視のおすすめ設定

コムテック「ZDR048」

コムテックの「ZDR048」は、2カメラによるドラレコ機能を搭載した純正ミラーにゴムバンドで貼り付けるタイプのデジタルミラーです。

本製品は国内ドラレコシェアNo.1~2のコムテック第二世代のデジタルミラーですが、第一世代から画質と使い勝手が向上しており、駐車監視機能を除いてもおすすめ出来る性能に仕上がっています。

駐車監視機能については、タイムラプスモードは1fpsと証拠を捉える意味では心許ない仕様ですが、代わりに「常時録画+衝撃検知」による駐車監視モードをサポートしています。

・常時録画+衝撃検知

タイムラプスモードと比べると、microSDカードの容量が圧迫されがちですが、合わせて衝撃検知録画も行いますので、当て逃げ対策に絞れば充分使える仕様と言えます。

一方で衝撃が検知可能な大きさ以下になる可能性があるイタズラ対策を考えた場合には、やはり3~5fpsのタイムラプスモードをサポートする機種を選んだ方が良いでしょう。

「ZDR048」の実機レビュー

「ZDR048」の駐車監視のおすすめ設定

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