ドライブレコーダーの駐車監視によるバッテリー上がりの対策について

こんにちは!ドライブレコーダー専門家で「車とカー用品の研究室 LaBoon!!」編集長の鈴木朝臣です。

最近のドライブレコーダーは、駐車監視モードが標準でサポートされている製品が主流となっており、駐車監視機能が搭載されていない製品を探す方が難しいほどになっています。

駐車監視は、当て逃げやドアパンチ、いたずらなどのトラブル対策として非常に有効な機能ですが…

その一方で「ドラレコの駐車監視を使うとバッテリーが上がるのでは?」という不安を持つ方も多いのではないでしょうか。

実際、駐車監視の設定や使い方によっては車のバッテリーに大きな負担が掛かり、バッテリー上がりや寿命の短縮につながる可能性もあります。

そこでこの記事では、

  • ドライブレコーダーの駐車監視でバッテリーが上がる理由
  • バッテリー上がりを防ぐための設定と対策
  • 長時間の駐車監視を安全に行う方法

について分かりやすく解説します。

ドラレコの駐車監視でバッテリーが上がる理由

通常、ドライブレコーダーは付属のシガーケーブルを使用して、エンジンが掛かっている時だけ電源が供給されるアクセサリー電源(ACC)から給電されます。

ここのアクセサリー電源は、多くの車ではエンジンを停止すると電源が遮断されるため、ドラレコも自動的に電源がオフになります。

しかし、駐車監視を行う場合にはシガー電源ではなく、以下のような駐車監視用ケーブルを使って車両の常時電源に接続します。

この場合、駐車中も車のバッテリーから電力が供給されるため、使い方によってはバッテリーに大きな負担が掛かります。

さらに最近の車は電子制御装置が増えているため、

  • 車両の待機電力
  • ドラレコの待機電力(一部の製品)
  • バッテリーの自然放電

などが重なり、駐車監視をしていなくても長期間エンジンを掛けないだけでバッテリーが上がるケースもあります。

そこに駐車監視の電力消費が加わることで、バッテリー上がりのリスクが高くなります。

バッテリー上がりを防ぐ為の対策

ドラレコの駐車監視をしていなくてもバッテリーが上がることはありますので、これを完全に防ぐことは難しいのが現実です。

しかし、駐車監視対応のドライブレコーダーには、バッテリー上がりを防ぐために以下のような保護機能が搭載されています。

  • 電圧カットオフ機能
  • タイマー機能

これらを適切に設定することで、バッテリーへの負担をある程度抑えることができます。

電圧カットオフ機能

バッテリーは蓄電量が減ると電圧が低下します。

そのため多くの駐車監視対応ドラレコでは、電圧が一定値以下になると電源を自動的に遮断する機能が搭載されています。

例えばコムテックの「ZDR035」では、11.7V〜12.2Vの範囲でカットオフ電圧を設定できます。

バッテリーの保護を重視するなら、まずは12.2Vなど高めの設定にするのがおすすめです。

もし駐車監視時間が短すぎる場合には、少しずつ電圧を下げて調整すると良いでしょう。。

タイマー機能

もう一つの保護機能が駐車監視タイマーです。

これは駐車監視の動作時間を制限することで、バッテリーの消費を抑える機能です。

例えば

  • 3時間
  • 6時間
  • 12時間

などの設定にしておくことで、電圧カットオフが作動する前にドラレコの電源を落とします。

また、自宅駐車場などでは駐車監視が必要ないケースでは、その都度ドラレコ駐車監視設定をオフにする、手動で電源を落とすなどの操作が必要です。

この操作が面倒に感じるなら、GPSにより必要な場所でドラレコの駐車監視中の電源をカット出来るガジェット、iZONEとの併用がおすすめです。

GPSで自動で駐車監視のON/OFF LaBoon!!企画のガジェット「iZONE」 

バッテリーを保護すると発生するデメリット

前述のように電圧カットオフ機能・タイマー機能を組み合わせる事で、ある程度バッテリーを保護する事は出来ますが、バッテリーは放電・充電を繰り返す事で寿命が短くなりますので、その点には注意が必要です。

【検証】ドラレコの駐車監視でバッテリーの寿命はどれくらい縮むのか? 

また、バッテリーの保護をあまりにも優先してしまうと、本来必要な状況で駐車監視をオフにせざるを得なくなる事も考えられます。

運悪くその時に当て逃げ被害に遭ってしまっては本末転倒ですね。

駐車監視の消費電力を抑える「レーダー検知」という考え方

駐車監視によるバッテリー問題を考える上で重要なのが、駐車監視の検知方式です。

一般的なドラレコの駐車監視には、以下のような方式があります。

方式 特徴
常時録画 証拠能力は高いが消費電力が大きい
動体検知 誤検知が多く消費電力も増えやすい
衝撃検知 事故後録画になることが多い

これらに対して、最近注目されているのがレーダー検知型の駐車監視です。

レーダー方式では、マイクロ波レーダーで車両周囲の動きを監視し、人や車が近づいた時だけドラレコを起動して録画します。

つまり

  • 待機時の消費電力が非常に少ない
  • 必要な瞬間だけ録画する
  • バッテリーへの負担を抑えられる

というメリットがあります。

例えば360°ドライブレコーダー iReco では、このマイクロ波レーダーによる駐車監視システムを採用しており、車両周囲およそ5mの接近を検知して録画を開始します。

雨などの環境要因による誤検知を抑える独自アルゴリズムも搭載されており、省電力と証拠能力を両立した駐車監視を実現しています。

iReco 55DR 4K 360° 3カメラドライブレコーダー

駐車監視用のサブバッテリーを使えば、諸々の問題は解決

とは言え、駐車監視を長時間行う場合には、車のバッテリーだけに頼るのはあまりおすすめ出来ません。

駐車監視の電力をすべて車のバッテリーから供給すると、

  • バッテリー上がり
  • バッテリー寿命の短縮

などのリスクが高くなるためです。

この問題を解決する方法が、ドライブレコーダー専用の外部バッテリーです。

外部バッテリーを使用すれば

  • 車両バッテリーを消費しない
  • 長時間の駐車監視が可能
  • バッテリー劣化を防げる

というメリットがあります。

性能で選ぶドラレコ駐車監視用バッテリーならiCELL

駐車監視用の外部バッテリーとして評価が高いのが、iCELLシリーズです。

iCELLはドライブレコーダーの駐車監視用途に特化して設計されたバッテリーで、

  • 高温環境に強いLiFePO4電池
  • 短時間で急速充電
  • 長時間の安定した駐車監視

といった特徴があります。

特にレーダー検知型の駐車監視を採用するドライブレコーダーと組み合わせることで、

消費電力を抑えながら長時間の駐車監視を実現することができます。

例えば、iReco × iCELLの組み合わせでは

  • レーダー検知による省電力監視
  • 外部バッテリーによる長時間録画
  • 車両バッテリーの保護

を同時に実現することができます。

性能で選ぶドラレコ駐車監視用バッテリーならiCELL

モバイルバッテリーを使うのはおすすめしない

モバイルバッテリーで駐車監視を行うことも可能ですが、あまりおすすめ出来ません。

多くのモバイルバッテリーは

  • 車内高温環境を想定していない
  • リチウムポリマー電池を使用
  • 車載用途の安全設計ではない

といった問題があります。

夏の車内は70℃近くまで温度が上がることもあり、モバイルバッテリーにとっては非常に過酷な環境です。

そのため、駐車監視用の電源には専用設計の製品を使用するのが安全と言えるでしょう。

まとめ

ドライブレコーダーの駐車監視を安全に使うためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

  • 駐車監視は車のバッテリーを消費する
  • 電圧カットオフやタイマー設定を活用する
  • 長時間監視には外部バッテリーが有効

また、最近では、レーダー検知による省電力駐車監視を採用したドライブレコーダーも登場しており、消費電力を抑えながら監視を行うことが可能になっています。

さらに外部バッテリーを組み合わせることで、バッテリー上がりを防ぎながら安定した駐車監視を実現できます。

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