ドライブレコーダーの駐車監視は必要?メリット・デメリットと正しい対策を解説

こんにちは!ドライブレコーダー専門家で「車とカー用品の研究室 LaBoon!!」編集長の鈴木朝臣です。

現在販売されている多くのドライブレコーダーには、駐車中の当て逃げやイタズラ対策のための駐車監視機能が搭載されています。

ただし、駐車監視を使うにはメーカー指定の駐車監視ケーブルなどのオプションが必要になるケースも多く、

  • 駐車監視ケーブルは必要なのか
  • そもそも駐車監視は使うべきなのか
  • バッテリー上がりは大丈夫なのか

といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

また、駐車監視にはメリットだけでなく車のバッテリーへの負担などのデメリットも存在します。

この記事ではドライブレコーダー専門家の視点から

  • そもそも駐車監視は必要なのか
  • 駐車監視のデメリット
  • バッテリー負担を抑えて駐車監視を行う方法

について分かりやすく解説します。

そもそも駐車監視って必要なの?

ドライブレコーダーの駐車監視は、駐車中の当て逃げやイタズラに備えて録画を行う機能です。

例えば次のようなケースです。

  • 駐車場での当て逃げ
  • ドアパンチ
  • 車へのイタズラ
  • 車上荒らし

こうしたトラブルは走行中よりも駐車中に発生するケースが多いのが現実です。

ただし、「多少当てられても気にしない」「古い車なので傷は気にしない」という方にとっては、必ずしも必要な機能ではありません。

実際、私が社有車として使っている車もかなり年季が入っていますので、多少当てられてもあまり気にしません。

結論としては

  • 当て逃げやイタズラの証拠を残したい人には必要
  • 気にしない人には不要

というのが現実的な答えになります。

こんな人は駐車監視を検討した方が良い

次のような環境で車を使用している場合、駐車監視の導入を検討する価値があります。

商業施設やコインパーキングを利用することが多い

大型駐車場では当て逃げやドアパンチのリスクが高く、トラブルが起きても相手が分からないケースが少なくありません。

マンションや月極駐車場を利用している

長時間駐車する環境では、当て逃げやイタズラが発生しても気付きにくい傾向があります。

新車や高額車両を所有している

最近の車は外装修理費が高額になるケースも多く、軽微な当て逃げでも大きな出費になることがあります。

長時間駐車することが多い

旅行や通勤などで長時間車を停めることが多い場合、駐車監視のメリットが大きくなります。

駐車監視のデメリット

ドライブレコーダーに駐車監視機能があると「せっかくだから使った方がいいのでは?」と思う方も多いでしょう。

しかし実際には、駐車監視には見逃せないデメリットがあります。その中でも特に大きいのが車の補器バッテリーへの負担です。

車の補器バッテリーの寿命が縮む

ドライブレコーダーは、走行中・駐車中ともに車の補器バッテリーの電力を使って動作しています。

走行中は発電機(オルタネーター)によって電力が供給されますが、駐車中は発電がありません。

つまり駐車監視を行うと、車のバッテリーを使い続ける状態になります。

最近の2カメラ以上のドラレコでは、駐車監視時の消費電力は、4〜10W程度と意外と大きいものです。

そのため

  • 短距離走行が多い車
  • 週末しか乗らない車
  • 長時間駐車する車

では、バッテリーの劣化が早まることがあります。

実際に、新車から半年程度でバッテリー交換になったという事例もあります。

また、トヨタ純正ドラレコでも「駐車監視は1時間を目安」という注意書きがあるほどです。

つまり、駐車監視は便利ですが、車のバッテリーには負担がかかるという点は理解しておく必要があります。

【検証】ドラレコの駐車監視でバッテリーの寿命はどれくらい縮むのか? 

駐車監視のデメリットを克服する方法

バッテリー負担を抑えながら駐車監視を行う方法はいくつかあります。

主な方法は次の3つです。

  • 内蔵バッテリータイプのドラレコを使う
  • 衝撃検知のみで録画する省電力タイプ
  • ドラレコ専用の外部バッテリーを使用する

それぞれ特徴を解説します。

内蔵バッテリータイプのドラレコ

一部のドライブレコーダーには、リチウムイオンバッテリーを内蔵したモデルがあります。

走行中に充電し、駐車中はそのバッテリーで録画する仕組みです。

  • メリット:車のバッテリーに負担をかけない
  • デメリット:監視時間は30〜90分程度、満充電まで時間がかかる

そのため日常的な駐車監視にはあまり向いていません。

衝撃検知のみで録画する省電力タイプ

この方式では、駐車中はドラレコをスリープ状態にしておき、衝撃を検知した時だけ録画を行います。

  • メリット:消費電力が少ない
  • デメリット:衝突数秒後から録画される、ナンバーが映らない可能性

つまり、電力は節約できるが証拠能力はやや低いという特徴があります。

ドラレコ専用の外部バッテリーを使用する

長時間の駐車監視を行う場合、最も現実的なのが、ドライブレコーダー専用バッテリーを使用する方法です。

車のバッテリーではなく、専用バッテリーから電力を供給するため

  • 車のバッテリーを消耗しない
  • 長時間の駐車監視が可能

というメリットがあります。

例えば2カメラドラレコ(約4W)の場合、100分の走行充電で30時間程度の駐車監視が可能になります。

iCELL2 M12A ドライブレコーダー駐車監視用補助バッテリー

最近増えている「レーダー駐車監視」

最近では駐車監視の消費電力を抑えるために、マイクロ波レーダーで周囲の動きを検知する方式のドライブレコーダーも登場しています。

これはカメラ映像の動体検知ではなく、レーダーで人や車の接近を検知して必要な時だけ録画を開始する方式です。

そのため

  • 待機時の消費電力が少ない
  • バッテリー負担を抑えられる
  • 当て逃げ前後の映像を残しやすい

といったメリットがあります。

iReco 55DR 4K 360° 3カメラドライブレコーダー 

駐車監視を本気で行うなら「iReco+iCELL」

駐車監視を重視する場合は

  • 証拠能力の高いドライブレコーダー+安定した電源

の組み合わせが重要になります。

例えば360°ドライブレコーダー「iReco」では

  • 4K 360°録画
  • STARVIS2センサー
  • レーダー駐車監視

など、駐車監視を重視した設計が採用されています。

さらにドラレコ専用バッテリー「iCELL」を組み合わせることで

  • 車のバッテリーを消耗しない
  • 長時間の駐車監視
  • 安定した電源供給

が可能になります。

まとめ

ドライブレコーダーの駐車監視は、必要な人には非常に有効な機能ですが、次のようなデメリットもあります。

  • 車のバッテリーへの負担
  • 監視時間の制限

そのため駐車監視を重視する場合は

  • ドラレコの性能+電源対策

の両方を考えることが重要です。

特に

  • 長時間の駐車監視をしたい
  • 当て逃げの証拠を残したい

という場合は、ドラレコ専用バッテリーを使った駐車監視を検討してみてください。

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