iCELL B6AP/B12APの本体・配線不具合の切り分け手順

1.本体の出力の有無のチェック

①本体スイッチを8Aに設定する

ディスプレイが点灯すれば、電池の残量は残っています。

②以下、Output端子部分のB+ to GNDの電圧を計測する(ショートさせないように端子棒の接触にに注意します)

12V以上の電圧が検知できれば、本体部は正常に動作しています。

☑スイッチを8Aにするとディスプレイは点灯するか?

☑この状態で出力側のB+コネクタの電圧は12V以上か?

2.iCELLの車両への接続とディスプレイ表示チェック

①以下説明書P6の手順通りにiCELLのIN側のB+線、ACC線、GND線を車両のヒューズボックス、車体アースに接続する。

https://car-accessory-news.com/wp-content/uploads/2025/03/599c5976d4dc8fdbecdbd19e3425fcba.pdf

②iCELLのスイッチを8Aに設定する

③2分経過するまで待つ

④ディスプレイ表示を確認する

以下が正常値です。

  • VCC(車両からの供給電圧):12V以上
  • ACC(車両からのアクセサリー電圧):12V以上

数値が0V、または12V未満の場合には、ヒューズ切れやアースの抵抗不良などの要因が考えられます。

※B+電源はナビ裏やオプションカプラーからの取り出しには対応していません。

※アースは車体の金属部分で、防錆塗装が施されていない面に直接落とします。

※ACCが0Vの場合、アクセサリー信号が供給されず、iCELLが充電されません。また、この状態ではドラレコ側へのACC信号のパススルー出力も行われないため、ドラレコは起動しません。(ACC入力線のヒューズ切れ、接触不良、iCELLの入力ケーブルのコネクタ端子部分の断線などが疑われる)

※VCCが0Vの場合、B+線からの入力が検知されておらず、iCELLが充電されません。(B+入力線のヒューズ切れ、接触不良、iCELLの入力ケーブルのコネクタ端子部分の断線などが疑われる)

☑VCC値は12V以上か?

☑ACC値は12V以上か?

そうではない場合には

☑B+線のヒューズ切れはないか?

☑ACC線のヒューズ切れはないか?

☑iCELLコネクタ端子の断線はないか?

☑B+線はiCELL付属のヒューズケーブルを使用してヒューズボックスから取られているか?

☑アースは車体の防錆未塗装の金属部に直接落とされているか?

3.ドラレコのiCELLへの接続と起動チェック

①同様に以下説明書のP6の手順でドラレコとiCELLの出力ケーブルを接続する。

https://car-accessory-news.com/wp-content/uploads/2025/03/599c5976d4dc8fdbecdbd19e3425fcba.pdf

エンジンをオンにしてもドラレコが起動しない場合

エンジンをオンにしてもドラレコが起動しない直接的な原因は、ドラレコへのB+電源・ACC信号の未達の可能性が高いと考えられます。

①iCELLの出力コネクタ部を外し、エンジンをオンにした状態で以下ポイントを検電します。

・B+ to GND

・ACC to GND

いずれも12V以上である場合、コネクタ部分までは電圧が印加されています。

☑出力側のB+コネクタは12V以上か?

☑出力側のACCコネクタは12V以上か?

この状態でドラレコが起動しない場合には以下のポイントをチェックしてください。

iCELLの出力ケーブルの管ヒューズ切れ

iCELLの一部の生産ロットでは、一般的な日本メーカー製のドラレコの駐車監視ケーブルと同様に、出力ケーブルのB+線・ACC線に管ヒューズが組み込まれています。

※生産ロットによっては管ヒューズがないケースもあります。

このヒューズホルダ内のヒューズが切れていないか確認してください。

☑B+線ヒューズホルダ内の管ヒューズは切れていないか?

☑ACC線ヒューズホルダ内の管ヒューズは切れていないか?

iCELLの出力ケーブルのコネクタ端子部分のケーブル断線

☑iCELLコネクタ端子の断線はないか?