こんにちは!ドライブレコーダー専門家で「車とカー用品の研究室 LaBoon!!」編集長の鈴木朝臣です。
最近はドライブレコーダーの駐車監視機能を活用するユーザーが増えており、「車のバッテリーに負担を掛けずに長時間の駐車監視をしたい」「ドラレコ用のUPSはどれを選べば良いのか分からない」といったご相談を頂く機会が増えています。
結論から言えば、ドライブレコーダーの駐車監視を日常的に使うなら、車両バッテリーとは別に電源を確保するUPSの導入がおすすめです。
特に最近は、360°カメラや3カメラモデル、STARVIS 2採用の高画質モデル、液晶が大きいスマートミラー型ドラレコなど、消費電力が大きい機種が増えています。
こうしたモデルを車両バッテリーだけで長時間駐車監視しようとすると、バッテリー上がりやバッテリー寿命の低下に繋がりやすくなります。
この記事では、ドラレコの駐車監視用UPSの仕組み、選び方、おすすめモデルについて分かりやすく解説します。

ドラレコ駐車監視用UPSとは?
ドラレコ駐車監視用UPSとは、車両バッテリーとは別に、ドライブレコーダー専用の電源を確保するための外部バッテリーです。
仕組みは非常にシンプルで、走行中に車から電力を受けてUPS本体を充電し、エンジン停止後はそのUPSからドラレコへ給電します。
つまり、駐車中の録画に必要な電力を車両バッテリーではなくUPS側で負担するため、車のバッテリーを保護しながら駐車監視を運用しやすくなるのが最大のメリットです。
車両バッテリー直結の駐車監視が抱える問題
ドラレコの駐車監視は便利ですが、車両バッテリー直結で長時間運用する場合には注意点があります。
- 車両バッテリーの消耗が早くなりやすい
- 短距離移動中心だと充電不足になりやすい
- 冬場や弱ったバッテリーではバッテリー上がりのリスクがある
- 高消費電力ドラレコでは長時間の運用が難しい
ドラレコ本体に電圧監視機能があっても、車両バッテリーを日常的に使い続ければ寿命が短くなるリスクは残ります。
そのため、日常的に駐車監視を使うユーザーほど、車両バッテリーを酷使しないためのUPS導入が重要になります。
ドラレコ駐車監視用UPSのタイプ別の違い
ドラレコの駐車監視用UPSには、主に以下の違いがあります。
- 内蔵電池の種類、容量、充電速度などの性能面の違い
- 入力・出力端子、専用品か汎用品かといった機能面の違い
特に注意したいのは、製品によっては特定メーカーのドラレコ専用品として設計されているケースがあることです。
この場合、他社製ドラレコでの動作保証がなく、将来的にドラレコを買い替えた際に使い回ししにくい場合があります。
汎用性を重視するなら、なるべくさまざまなドラレコに対応しやすいUPSを選ぶのがおすすめです。
UPS選びで最も重要なのは「容量」「充電速度」「最大出力」
ドラレコ駐車監視用UPSを選ぶ際は、次の3つのポイントが重要です。
- 容量の大きさ
- 充電速度
- 最大出力
この3つのバランスが悪いと、「思ったより長く録画できない」「走行中に十分充電できない」「ドラレコが安定して動かない」といった問題が起こります。
容量の大きさ=駐車監視の持続時間
一般的な2カメラドラレコの消費電力は4~5W程度、3カメラモデルや高機能モデルでは6~8W程度になるケースがあります。
UPSの容量は「Wh(ワットアワー)」で表され、この数値が大きいほど長時間の駐車監視が可能です。
例えば、4.5Wのドラレコを使う場合、45WhのUPSなら次のように計算します。
つまり、45WhクラスのUPSなら、一般的な2カメラドラレコを約10時間駆動できる計算になります。
主要UPSの容量比較
これらのUPSを満充電にした場合、一般的な4.5Wクラスのドラレコを駆動できる目安時間は以下の通りです。
充電速度が遅いと、実際には使い物にならない事がある
UPS選びで見落とされがちですが、非常に重要なのが充電速度です。
駐車監視用UPSは走行中に充電されるため、毎日の走行時間が短いユーザーほど、充電速度が遅いUPSでは電力が回復し切らず、次の駐車監視中に電池切れを起こしやすくなります。
1時間当たりの充電量の目安は以下の通りです。
- BESET UPS300:11.5Wh
- ユピテル OP-MB4000:16.0Wh
- iCELL B6A:91.8Wh
- iCELL B12A:91.8Wh
- iCELL B12A+B12A:183.6Wh
これを4.5Wクラスのドラレコで使った場合、1時間の走行で回復できる駐車監視時間の目安は以下の通りです。
- BESET UPS300:約2.5時間分
- ユピテル OP-MB4000:約3.6時間分
- iCELL B6A:約20.4時間分
- iCELL B12A:約20.4時間分
- iCELL B12A+B12A:約40.8時間分
この差は非常に大きく、例えば駐車時間が長く、普段の走行が短い使い方では、低速充電型UPSでは電力収支が合わずに途中で監視が終わってしまいます。
その点、iCELLは急速充電に対応しているため、短時間の走行でも大きく電力を回復しやすいのが大きな強みです。
最大出力が小さいと高性能ドラレコが不安定になる
最近のドラレコは、従来の前後2カメラモデルよりも消費電力が高い傾向があります。
特に次のような機種は注意が必要です。
- 360°ドラレコ
- 3カメラ以上の多眼モデル
- 液晶が大きいモデル
- デジタルミラー型ドラレコ
こうした機種は通常時だけでなく、起動時に一時的に大きな電流を必要とする事があります。
最大出力の小さいUPSでは、起動時に電力不足となり、再起動を繰り返す、録画が安定しないなどの問題が出るケースがあります。
- BESET UPS300:12V/1A/12W
- ユピテル OP-MB4000:12V/1A/12W
- iCELL B6A:12V/2A/24W
- iCELL B12A:12V/2A/24W
- iCELL B12A+B12A:12V/2A/24W
※ユピテルのUPSは他社製ドラレコでの使用はサポート対象外です。
※UPS300については、起動時の突入電流が大きい一部機種で、再起動を繰り返す事例がLaBoon!!に複数報告されています。
※24W出力に対応するiCELLは、高消費電力のドラレコにも対応しやすい設計です。
おすすめのドラレコ駐車監視用UPSはiCELL
ここまで解説してきた通り、ドラレコ用UPSは単に容量が大きいだけでは十分ではありません。
- 容量が大きいこと
- 充電速度が速いこと
- 最大出力に余裕があること
- 汎用性が高いこと
これらを総合的に見ると、現時点でおすすめしやすいのはiCELLです。
iCELLがドラレコ駐車監視用UPSとして優れている理由
iCELLの強みは、単に大容量であるだけでなく、短時間で大きく充電できる急速充電性能と、高性能ドラレコでも安定しやすい24W出力を両立している点です。
そのため、次のようなユーザーに特に向いています。
- 毎日長時間の駐車監視をしたい
- 短距離移動が多い
- 360°ドラレコや3カメラモデルを使いたい
- 将来的に高性能ドラレコへ買い替える可能性がある
また、車両バッテリーの負担軽減という意味でも、駐車監視を日常的に使うならiCELLのような専用バッテリーの導入メリットは非常に大きいと言えます。
性能で選ぶドラレコ駐車監視用バッテリーならiCELLで決まり!
UPSだけでは駐車監視性能は決まらない、ドラレコ本体の性能も重要
UPSで十分な電力を確保しても、ドラレコ本体側の駐車監視性能が低ければ、証拠能力の高い録画は難しくなります。
最近の駐車監視では、単なる衝撃検知だけでなく、以下のような録画方式の違いが非常に重要です。
- 衝撃検知録画
- 動体検知録画
- プリレコード対応
- レーダー検知対応
iRecoは衝撃検知のプリレコードとレーダー検知に対応
駐車監視の証拠能力を重視するなら、ドラレコ本体には事件が起きた瞬間だけでなく、その直前から録画を残せる機能が求められます。
この点で、iRecoは衝撃検知時のプリレコードに対応しており、衝撃が加わった瞬間だけでなく、その前後の流れも含めて記録しやすいのが特徴です。
また、レーダー検知にも対応しているため、人や車が接近した時だけ録画を開始する省電力な駐車監視運用も可能です。
常時録画型の駐車監視と比べると無駄な録画を減らしやすく、UPSとの相性も非常に良くなります。
iReco 55DR 4K 360° 3カメラドライブレコーダー
iCELLとiRecoの組み合わせは駐車監視の実用性が高い
UPS単体、ドラレコ単体で考えるのではなく、電源と録画方式の両方を最適化することが、実用的な駐車監視では重要です。
その点、iCELLとiRecoの組み合わせは非常に相性が良い構成です。
iCELLは大容量・急速充電・高出力で、iRecoは衝撃検知のプリレコードとレーダー検知に対応しているため、長時間かつ効率的に、証拠能力の高い駐車監視を実現しやすい組み合わせです。
とくに、レーダー検知によって必要な場面だけ録画する運用では、消費電力を大幅に抑えられるため、駐車時間が長い環境でも実用性が高まります。
ドラレコ駐車監視用UPSのおすすめを選ぶ基準
最後に、ドラレコ駐車監視用UPSを選ぶ時の基準を整理しておきます。
- 駐車監視を何時間続けたいか
- 1日あたりどれくらい走るか
- 使うドラレコの消費電力はどれくらいか
- 将来的な買い替えも考えるか
- 車両バッテリーへの負担をどこまで減らしたいか
短時間の駐車監視で十分なら小容量タイプでも足りる場合がありますが、長時間駐車監視、高消費電力ドラレコ、短距離移動中心の使い方なら、最初から高性能なUPSを選んだ方が失敗しにくいです。
まとめ
ドライブレコーダーの駐車監視用UPSを選ぶ時は、単純に価格だけで判断するのではなく、容量・充電速度・最大出力の3つを重視する必要があります。
特に最近の高性能ドラレコでは、出力不足や充電不足によって、思ったような運用が出来ないケースも少なくありません。
その点で、iCELLは容量、充電速度、最大出力のバランスが非常に優れており、ドラレコ駐車監視用UPSとしておすすめしやすい製品です。
さらに、衝撃検知のプリレコードやレーダー検知に対応したiRecoと組み合わせれば、単に長時間録画するだけでなく、必要な場面を効率良く、高い証拠能力で記録しやすくなります。
ドラレコの駐車監視を本気で運用したいなら、UPSは単なるオプションではなく、実用性を大きく左右する重要パーツと考えた方が良いでしょう。
【検証】ドラレコの駐車監視でバッテリーの寿命はどれくらい縮むのか?
性能で選ぶドラレコ駐車監視用バッテリーならiCELLで決まり!
よくある質問
ドラレコの駐車監視にUPSは本当に必要ですか?
毎日駐車監視を使うなら、UPSの導入をおすすめします。車両バッテリーだけで長時間の駐車監視を続けると、バッテリー寿命の低下やバッテリー上がりのリスクが高まるためです。
小容量のUPSでも大丈夫ですか?
短時間の駐車監視であれば使える場合もありますが、普段の走行時間が短いユーザーや、高消費電力ドラレコを使う場合は不利になりやすいです。容量だけでなく、充電速度も重要です。
高性能ドラレコほどUPS選びが重要なのはなぜですか?
360°モデル、3カメラモデル、スマートミラー型などは消費電力が大きく、起動時の負荷も高くなりやすいためです。最大出力の小さいUPSでは不安定になる場合があります。
駐車監視の証拠能力を高めるには何が重要ですか?
電源の確保だけでなく、ドラレコ側の録画方式も重要です。衝撃検知のプリレコードやレーダー検知に対応したモデルの方が、必要な場面を効率良く記録しやすくなります。

2015年に趣味が高じて、車とカー用品の研究室 LaBoon!!の運営をはじめました。
現在では自分が使いたいガジェットの商品企画・開発・販売も手掛けています。

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